こんにちは!タカセジムです!
「階段の上り下りって運動になりますか?」とお客様からよく聞かれます。
結論から言うと、とても高い運動効果があります。しかも、特別な時間を作らず日常に取り入れられる非常に効率的なトレーニングです。この記事では、そのメリットと、続けるコツを解説します。
「階段は膝に悪い」は本当?
膝には確かに負担がかかりますが、避け続けるとかえって膝を守る筋肉が弱まり、将来的に痛めやすくなります。階段を使うことで膝周りの筋肉が強化され、結果的にケガの予防につながります。
階段を上る習慣でこんな嬉しいことが!
階段の上り下りは、下半身の大きな筋肉にバランスよく刺激を与えてくれます。ジムのマシントレーニングでは得られない刺激です。
下半身の筋力アップ
将来の転倒や足腰の衰え予防に役立ちます。
引き締まった脚ライン
お尻や太ももをバランスよく刺激し、美しい脚を目指せます。
むくみ・冷え対策
階段を上ることで鍛えられるふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、血流を押し戻すポンプの役割があります。血行が促進されることで、むくみや冷えの予防につながります。
老化予防
下半身の大きな筋肉を動かすと、若々しさを保つホルモン(マイオカインなど)が多く分泌されます。健康寿命の延伸にもつながります。
活動代謝アップ
階段を上ることで消費されるエネルギーと、鍛えられた足腰と意欲が、その他のあらゆる動作の質を向上させます。痩せやすい体づくりに非常に役立ちます。
続けるコツは「小さな積み重ね」
階段を1段上ることで消費されるカロリーは約0.1kcal(体重50kgの場合)。駅の30段を上れば3kcalです。少なく感じますが、1年で1000kcalにもなります。1年後には大きな差になり、10年後には、続けて良かったと心から思えるほど素敵な身体になっていることでしょう。
まずは「エスカレーターを階段に変える」など小さな習慣から始めてみましょう。無理のない範囲で続けることが大切です。